今日は優大の9回目の命日。
優大と過ごした10年間は、彼のいる明日が来ることが全然当たり前ではない毎日だった。
だから一日一日が奇跡だった。
その温もりに触れていられることの幸福を嫌という程感じながら、愛しんで慈しんで我が子に触れて抱きしめた。
笑顔や、穏やかな寝顔を見ること、一緒にお風呂に入ること、そんな些細なことにも感謝が溢れて心が愛でいっぱいになった。
あの日々は、私にとって心身共に苦しいことも山ほどあったけれど、本当に本当に、贈り物でしかなったと、今改めて思う。
そして9年前の今日、困難な身体から自由になった息子をただただ感謝で見送った。
どんな時も愛の中にあることを教えてくれた優大。
おかげで私は今この瞬間も愛に気づくことができる。
もう何も失いたくない。。
その苦しさの向こう側に一歩踏み出そう。
何もかもすべてのコントロールを超えて、完璧に織り成されたこの世界で、私といういのちを生きよう。
