昨日、久しぶりに少し熱が出て身体がどうにもだるくてずっと寝て過ごしました。
体をじっくり感じているとすごく不思議なことが起きている気がしたんです。
わかっているようで、よくわかってあげられていなかった自分のこと。
身体がむくんでいて、気やリンパの流れが悪くなっているのもよくわかりました。
背中がバキバキで痛いとこだらけでした。
頭もパンパンになっていて触るだけで痛い。
自律神経が迷走しているのもよくわかりました、笑。
体温が上がったり下がったり、時々冷や汗が出たり、お腹が微妙に痛かったり、気分が悪くなったり、血圧も上下しているみたいでした。
自分でも呆れてしまうし、きっと聞いたら驚かれるかもしれませんが、タイに来てから、もし熱が出ていなければ、この状態でも私は日常生活を送っています。
すごく元気になることがないので、このくらいの不調で動けないと私は何もできない人になってしまうから。
人と話していて顔は笑っていても、うっすら冷や汗が出たり、食事しながら吐きそうになったりも普通です。。これは子供の頃からかな、苦笑。
そして今は突然、激しく倒れたり、苦笑、疲れがひどくて子どもに突然怒り出したりして。。
でね、昨日、そうやって身体を感じながら過去を振り返ると、熱が出ることで、自分の身体を守ってくれてたんだなってすごく実感したんです。
小学生から続いた数えきれない回数の高熱で、20歳くらいで溶連菌感染が血液にも広がって皮膚に紫斑と言ってあざが出てしまい、扁桃腺を取る手術をしました。
それから、熱は出なくなり楽になりました。
でもその頃から、別の症状が出はじめたんです。
血圧がコンロトールできないような感じで、意識が薄らいだり、パニックになったり、様々な不安神経症も出て。
今思えば、それは、熱を出すことで私の身体を休ませ、緊張をといてくれていたのができなくなって、出てきた症状だったのかもしれません。
心をすっかり解放しなければ、病気はなくならない。
そんなことをしみじみ感じた1日でした。
実は、私は熱を出すことでしかSOSを出せなかった自分を変えたかったんです。
無理しない自分になれるように、無理していた。。。がーん、笑。
だからいつも風邪をひきそうになっても、自分に熱を出すことを許してあげられなかった。
すると不思議なもので、大抵、熱は出ません。
だから頑張り続ける状態はどこまでも続いて行く。
そして昨日、熱を出してみて初めて、自分がどんな状態で生きているかに気づかされたんです。
どんなに自分に向き合って、どんどん許していっても、無くならない辛さは、これだったのかなと。
自分のすべてに降参してしまおうよってことなんだなと、笑。
愛で生きるには、自分が愛で満たされること。
それはもうこのままで愛されていると、心底感じて生きること。
何一つ、コントロールする必要はない、ということをこれでもかと教えられています。




