心を裸にしたいけど
誰かに見られたら恥ずかしくて
堂々となんてしてられなくて
こんなにも寄る辺のないことってないなと思う。
それでも、そうしたくて、せずにはいられなくて。
幸せ色の服もいらない。
誰かよりかっこよくて、美しい服もいない。
イライラし、グダグダで、疲れても、そのすべての瞬間を、ただ感じてみる。
裸の心を感じてみる。
湧き上がるそれだけが、わたし、という証だ。
誰かに見せなくたっていい、せめて私だけはわたしを見てあげよう。
あぁ、ごめん、ごめん、、
私はこんなに、わたしの心に色々な服を着せ、色をつけ、そのまんまの心が見えないように、見せないようにしていたんだね。
ほんとうは、悲しかった。
ほんとうは、叫びたかった。
ほんとうは、なじりたかった。
ほんとうは、ただ、愛し合いたかった。
ほんとうは、ただ、ただ、わたしでありたかった。
目をそらさずに、裸の心を感じて見ることが出来なかったのは私。
怖かったから。。
恥ずかしかったから。。
完璧ではないことが
理想通りではないことが
心は、いつもここで、わたしであってくれた。
だからもう、どんな姿でも、私は目をそらさないでいよう。
「そのままの君が好きだよ。」と、一番初めに言うのは、私自身なんだよね。
そこから始まる物語を、そろそろ始めよう。
